
顎関節の関節円板(顎関節の軟骨部分)がずれる・変形し、口を開けると顎関節が痛んだり、顎関節から音が鳴ったりする病気「顎関節症」。
以前、当院のブログでも顎関節症の原因・症状・治療方法のお話をさせていただきました。
ブログでは顎関節症の治療方法のお話をさせていただきましたが、そもそも、顎関節症は「自然に治る(自然治癒)」ことはあるのでしょうか?
目次
■顎関節症は自然に治るのか?
◎軽度の顎関節症であれば、医療機関で治療を受けなくても、自然に治ることも
顎関節症は自然に治るのかについてですが、答えは、「あります」。
軽度の顎関節症で顎関節のずれが小さい場合は、医療機関で治療を受けなくても、自然に治る可能性もあります。
以下のような、「ストレスの軽減」などの要素が顎関節症の自然治癒に関係しているとされています。
[軽度の顎関節症の自然治癒をうながすとされている、要素の例]
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ストレスの軽減or解消
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規則正しい生活
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1日7時間以上の睡眠
■顎関節症は完治する?
◎原因に応じて適切な治療・ケアを行うことで、顎関節症の症状がほぼ見られない安定した状態(≒完治に近い状態)を継続しやすくなります
「顎関節症は完治するのか(完全に治るのか)」についてですが、医療機関での治療を受けたから、といって顎関節症が完治するとは断言はできません。
断言はできませんが、原因に応じて、医療機関にて適切な治療を受けると共に、日々のケアを行うことで、顎関節症の症状がほぼ見られない安定した状態(≒完治に近い状態)を継続しやすくなります。
■顎関節症 気になる質問 Q&A
Q1.顎関節症の治療期間はどれくらい?
A1.様々な原因が複雑に関係していることも多いため、顎関節症は数ヶ月~1年以上の治療期間がかかるケースもあります。
Q2.顎関節症でしてはいけないことはある?
A2.顎関節の状態を悪化させないために、顎関節症の方は以下のような行動・習慣は避けた方が良いとされています。
[顎関節症の症状を悪化させやすい行動・習慣]
食事に関する行動
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おせんべい、ナッツ、氷、飴玉、硬いお肉など、硬い物・弾力が強い物を噛む
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ガムを長時間噛み続ける
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口を大きく開けて食べる(ほおばって食べる)
日頃の習慣・姿勢
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カチカチと歯を噛み合わせる
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歯ぎしり・食いしばり
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頬杖
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うつぶせ寝
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偏った噛み方(左右どちらか片方の歯ばかりで噛む、など)
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うつむいた姿勢を長くとる(うつむいた状態でスマホ・PCのモニターを見続ける、など)
治療・ケアに関する注意点
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顎関節が痛いにも関わらず、「動かした方が早く治るのでは」などの自己判断で無理に顎を動かす
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自己流で顎関節のマッサージをする
【顎関節症は早期発見・早期治療が大切です】
お伝えしたように、顎関節症は軽度であれば自然に治ることもあります。ただし、顎関節症が軽度なのか、または、中度以上に進行しているのかは、患者様ご自身では診断が難しいケースが多いです。
顎関節が痛い・顎関節から音が鳴る、など、顎関節症が疑われる場合は、まずは、歯科医院での受診をおすすめします。
多くの病気に言えることですが、早期発見・早期治療が大切です。
「まだ平気」など、ご自身の判断で医療機関を受診せず、診療が遅れると顎関節の関節円板のずれ・変形が進行してしまう可能性があります。
顎関節周辺の違和感や顎関節からの音、顎関節の痛みがある方は、当院までご相談ください。
診療では歯科医師が患者様の顎や歯並び・噛み合わせの状態を精査し、一人ひとりの方に合った治療方法をご提案いたします。
