歯を白くする「ホワイトニング」とは?|大阪京橋駅の歯医者|京橋オレンジ歯科クリニック

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歯を白くする「ホワイトニング」とは?



近年は歯に対する意識が高まり、日本でも歯のホワイトニングを行う方が増えています。


ホワイトニングとは、歯を白くすることです。通常、「ホワイトニング」と言えば歯科医院で施術を行うオフィスホワイトニング、および、歯科医院で処方するホワイトニング剤&マウスピースを用いてご自宅で歯を白くするホームホワイトニングを指します。


スタンダードとされる歯科医院でのホワイトニングのほか、2010年代以降は「セルフホワイトニング」と称する、歯科医療機関ではない、歯のホワイトニングサロンも登場しています。


歯科医療機関ではなホワイトニングサロンのほか、セルフホワイトニングには、通販サイトなどで購入したホワイトニング歯磨き粉などを用い、ご自宅で行うホワイトニングもあります。


今回は、


・歯科医院のホワイトニング

・街中にある歯のホワイトニングサロン(セルフホワイトニング)

・通販サイトで購入できるホワイトニング歯磨き粉などによるセルフホワイトニング


上記3つにはどのような違いがあるのかをご説明します。


■歯科医院のホワイトニング


◎過酸化物の作用により、歯を内側から白くします

歯科医院では過酸化物(過酸化水素、過酸化尿素)を用いて歯を内側から白くするホワイトニングを行います。


<歯科医院で行うホワイトニングの種類>


・オフィスホワイトニング


漂白作用が強い過酸化水素を含んだホワイトニング剤を歯の表面に塗り、光を当てて歯を白くします。オフィスホワイトニングは歯科医院の院内で歯科医師が施術を行います。


オフィスホワイトニングは成分が強いホワイトニング剤を用いるため、スピーディーに歯を白くしやすい点が特徴です。個人差はありますが、最短1回~4回程度(目安の回数)の施術で歯を白くできます(※)。


(※)歯が白くなるまでの期間は個人差があります。

5回以上の施術が必要になるケースもあります。


・ホームホワイトニング


ホームホワイトニングでは漂白作用がマイルドな過酸化尿素を含んだホワイトニング剤を用い、ご自宅で患者様ご自身がマウスピースを装着して歯を白くします。ホワイトニング剤、および、マウスピースは歯科医院での診察時に処方されます。


ホームホワイトニングは成分がマイルドなホワイトニング剤を用いるため、じっくりと歯を白くする点が特徴です。歯が白くなるまで2週間~1ヶ月以上かけ、ご自宅でホームホワイトニングを行います(※)。


(※)歯が白くなるまでの期間は個人差があります。1ヶ月以上の

ホームホワイトニングが必要になるケースもあります。


・デュアルホワイトニング


デュアルホワイトニングとは、歯科医院で施術するオフィスホワイトニングと患者様がご自宅で歯を白くするホームホワイトニングを並行して行う方法です。


2つのホワイトニング方式を並行して行うため、しっかり歯を白くしながら、歯の色が後戻りしにくい点がデュアルホワイトニングの特徴です。


オフィスホワイトニングはスピーディーに歯を白くできる分、歯の色が後戻りしやすいです。ホームホワイトニングはじっくり歯を白くするため歯の色が後戻りしにくい分、歯を白くするまでに時間がかかります。


デュアルホワイトニングではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行して行い、1~2ヶ月程度の期間をかけて歯を白くしていきます(※)。


(※)歯が白くなるまでの期間は個人差があります。2ヶ月以上の

デュアルホワイトニングが必要になるケースもあります。


{漂白作用で歯を内側から白く、マスキング作用で歯の汚れを隠して目立たなくする}


歯科医院の3種類のホワイトニングはいずれも、過酸化物(過酸化水素、過酸化尿素)を用います。


過酸化物はエナメル質に浸透したステイン汚れ(飲食物による着色汚れ)を無色透明に分解する漂白作用があります。


漂白作用に加え、過酸化物にはエナメル質の結晶の構造を変化させる作用もあります。エナメル質の結晶の構造を変化させることで光の屈折率を変え、歯の内部を見えにくくして汚れを目立たせないようにします(マスキング効果)。


■ホワイトニングサロン(歯科医療行為外)、および、ホワイトニング歯磨き粉などで行うセルフホワイトニング


◎歯の表面の汚れを落とすことで歯を白くします

ホワイトニングと呼ばれる行為には、歯科医院で行うスタンダードなホワイトニングのほか、以下のような「歯科医療行為外」のセルフホワイトニングもあります。


・街中にあるホワイトニングサロン(歯科医療機関ではないサロン)で行うセルフホワイトニング

・市販(通販サイトなどで購入可能)のホワイトニング歯磨き粉などを用いて行うセルフホワイトニング


どちらも、炭酸水素ナトリウムやパパイン酵素などの成分により歯の表面の汚れを落とすことで歯を白くします。歯科医院のホワイトニングと異なり過酸化物を用いないため、セルフホワイトニングは歯の内側から歯を漂白して根本的に歯を白くすることはできません。


過酸化物を用いることができないのは、日本の法律では過酸化物を用いたセルフホワイトニングを禁止しているからです。このため、セルフホワイトニングでは歯を内側から根本的に白くするのではなく、歯の表面の汚れのみを落として歯を白くします。


{アメリカなど、海外の市販のホワイトニングアイテムには過酸化物を含んだ物も}


日本ではホワイトニングアイテムに過酸化物を添加することを禁止しています。一方、アメリカなど、海外で市販されているホワイトニングアイテムには過酸化物を含んだ製品もあります。


近年、インターネットの普及により、個人輸入にて、過酸化物を含んだアメリカ製のホワイトニングアイテムを手に入れ、歯を白くする方が増えています。


過酸化物を含んでいるため、アメリカ製のホワイトニングアイテムは歯を内側から白くすることが可能です。しかし、過酸化物による成分の強さ、および、誤った使用方法(規定を超えた長時間の装用など)により、歯が溶ける、歯ぐきが傷つく、口腔内の粘膜に炎症が起きるなどのトラブルも起きています。


過酸化物を含む海外のホワイトニングアイテムを用いてセルフホワイトニングを行う際は、歯や歯周組織へのダメージに注意が必要です。


【歯の汚れ方に合わせ、ご自身に適したホワイトニング方法を選びましょう】


街中にある歯科医療機関ではないホワイトニングサロンでのセルフホワイトニング、および、市販のアイテムを用いて行うセルフホワイトニングはいずれも「歯の表面の汚れを落とす」ことで歯を白くする方法です。過酸化物を用いないため、セルフホワイトニングは歯を内側から根本的に白くすることはできません。


歯の黄ばみや変色が歯の表面の汚れ(エナメル質の中には浸透していない汚れ)によって生じており、歯の汚れを落とすだけで歯を白くできるのであれば、セルフホワイトニングでOKな場合もあります。


ただし、セルフホワイトニングは歯の表面の汚れしか落とせないため、エナメル質の中に浸透した着色汚れは漂白・除去できません。


<セルフホワイトニングでは白くするのが難しい歯の黄ばみ・歯の汚れ>


・加齢や体質による象牙質の黄ばみ

・エナメル質に浸透した着色汚れ


上記でお悩みの方は、歯を根本的に白くできる(着色汚れを漂白・分解すると共にマスキング効果で歯の内部を目立たなくする)歯科医院のホワイトニングをおすすめします。


– ホームホワイトニングのご紹介 –


京橋オレンジ歯科クリニックではホームホワイトニングをご提供しています。


ホームホワイトニングでは、歯科医院で処方するホワイトニングジェルとマウスピースを用いて患者様がご自身でホワイトニングを行います。


ホームホワイトニングは成分がマイルドなホワイトニング剤を用います。成分の強さから歯が白くなり過ぎることもあるオフィスホワイトニングと比べ、ホームホワイトニングはより自然な白さの歯を演出可能です。


自然な白さの歯に加え、ホームホワイトニングは2週間~1ヶ月以上かけてじっくりと歯を白くするため、歯の色が後戻りしにくい点が特徴です。


歯の黄ばみ、歯の着色汚れなど、歯の白さ・歯の見た目でお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。



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