
- 1 妊娠初期
- 妊娠4ヶ月までの妊娠初期は、お母さん・赤ちゃんともに不安定な時期なためレントゲンや麻酔には注意が必要です。歯の痛みや歯ぐきの腫れなど口腔内に異常がある場合も応急処置にとどめ、妊娠中期以降に治療することを推奨しております。妊娠初期に受診をお考えの方は、一度歯科医院へ相談してみるようにしましょう。

- 2 妊娠中期(安定期)
- 妊娠5~7ヶ月は一般的に安定期と呼ばれ、歯科治療を受けるのに適した時期といえます。妊娠中期であれば、ほぼ全ての歯科治療を受けることができます。妊娠初期に治療を控えていた場合は、体調を考慮したうえで妊娠中期の間に治療してしまいましょう。

- 3 妊娠後期
- 妊娠8ヶ月以降は妊娠後期であり、特に9ヶ月以降の臨月ではお腹が大きくなるため、長時間の治療は母体にリスクがあるとされます。薬の服用も赤ちゃんに影響があるため、治療には適さない時期といえます。歯科治療は妊娠中期、もしくは産後に行うようにしましょう。

- 4 産後(定期検診)
- 産後もしっかりと歯のメンテナンスを行い、むし歯や歯周病を予防していくことが大切です。生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内にはむし歯菌は存在しておらず、むし歯になる原因はほとんどがご家族の方の影響によるものです。
毎日の歯磨きはもちろん、定期的に歯科医院へ通ってメンテナンスを行うようにしてください。当院では患者様のライフスタイルに合わせてご案内させていただきます。