
人工歯根に基づき、高い安定性を持つインプラント。
安定性が高いインプラントですが、「安定性が高い人工歯だから」と言って、インプラントの治療後にまったくお口のケアをしなくて良い、というわけではありません。
インプラント、および、お口の健康を維持するには、以下の2つのケアが重要です。
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毎日、ご自身で行う「セルフケア」(歯磨き+歯間清掃)
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定期的に歯科医院で受ける「メンテナンス」(歯科医師によるインプラント・お口の状態チェック+歯科衛生士による歯・インプラントのクリーニング)
上記のケアが不足してしまうと、歯周病の一種である「インプラント周囲炎」を発症する可能性があります。
インプラント周囲炎が中度~重度に進行した場合、歯ぐき・顎の骨などの歯周組織がダメージを受けてインプラントがぐらぐらになり、最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまうケースも。
目次
■インプラント治療後、歯科医院での定期メンテナンスはどれくらいの頻度で受ければいい?
◎一般的には、「3~6ヶ月に1回」程度のペースで、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが望ましいとされています
患者様のお口の状態などによって頻度に多少の差はあるのですが、一般的には、3~6ヶ月に1回程度のペースで、歯科医院で定期メンテナンス(定期検診)を受けることが望ましいとされています。
なお、ご高齢の方や障害をお持ちの方など、ご自身でのケアが難しい患者様やお口の状態によっては、1~2ヶ月に1回というように、より短い間隔でのメンテナンスが求められるケースもあります。
◎「仕事が忙くて、歯科医院に行くのが大変」などの理由があっても、定期メンテナンスを継続することが望ましいです
患者様の中には「仕事が忙しくて、歯科医院の行くのが大変」など、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けるのが難しい方もいらっしゃるかと思います。
ストレス社会と言われる、日本。毎日の仕事・勉強など、本当にお疲れ様です。
ただ、インプラント治療後のメンテナンスは、長く安心して使うために欠かせません。忙しい中でも、できる範囲で定期的なチェックを続けていただくことをおすすめします。
■引っ越したとき、他院での定期メンテナンスはどうなるの? 治療内容・カルテを引き継ぐ?
◎引っ越しなどでお住まいを変えるときは、歯科医院に「転院したい」旨を伝えましょう
インプラント・お口の健康を維持するために重要な、歯科医院での定期メンテナンス(定期検診)。
重要な定期メンテナンスですが、引っ越しなど、遠方にお住まいを変える場合は、インプラント治療を受けた歯科医院でのメンテナンスを受けられなくなることもあるかもしれません。
引っ越しなどでお住まいが変わり、現在の歯科医院で定期メンテナンスを受けることが難しい場合、まずは、現在の歯科医院にて、担当の歯科医師に「引っ越しのため、転院したい」旨を伝えましょう。
患者様からの「転院のご希望」を聞いた歯科医師は、引っ越し先で通うことになる転院先の歯科医院の名称・住所・HPなどをお伺いした上で、転院先の歯科医院への引き続き(治療内容・カルテなど)を行います。
※転院先の歯科医院については、基本的には、患者様がご自身で選んでいただきます。
引っ越しなどで定期メンテナンスを受ける歯科医院を変更する場合は、以下のようなポイントに気をつけ、転院先の歯科医院を選ぶことをおすすめします。
[インプラントの定期メンテナンスを受ける歯科医院を変える(転院する)場合の注意点]
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インプラント治療を行っている歯科医院を選ぶ
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同じインプラントメーカーを用いている歯科医院を選ぶ
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定期メンテナンスやインプラントの治療・処置にかかる費用を確認しておく
インプラントを長持ちさせるために重要な定期メンテナンス(定期検診)についてはこちら
【インプラント治療後はセルフケア&プロケアをしっかり継続しましょう】
インプラント治療後は、歯周病の一種「インプラント周囲炎」を発症・進行しないよう、ケアを継続することが大切です。
インプラント・お口の健康を維持するために、インプラント治療後はセルフケア&プロケア(歯科医院で受ける定期メンテナンス)を継続しましょう。
インプラントのメンテナンスについてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。


