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インプラントは自費のみ?保険適用になるケースは?



皆さん、こんにちは、医療法人善心会です。当法人は、八尾市久宝寺に谷口歯科クリニック、大阪市京橋に京橋オレンジ歯科クリニックを開院しています。当法人では、お口の健康を守り、笑顔を引き立てるために、さまざまな治療を提供しております。今回は、インプラントに関心のある方が特に気になるかもしれない「保険適用」に焦点を当てたいと思います。これからお話する内容が、皆様の歯の健康に役立つことを願っています。

 

▼インプラントとは何か

 

まず、インプラントとは何かを簡単にご説明します。インプラントは、失った歯を人工の歯で置き換える治療法です。これはチタン製の人工の歯根をあなたの顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けるものです。これにより、自然な見た目と機能が回復します。

 

▼インプラントが原則として自費診療となる理由

 

さて、多くの方が気になるであろう、インプラントがなぜ原則として自費診療となるのか、その理由を解説します。

 

<先進技術と高品質な素材>
インプラントは口腔内に直接埋め込む物になります。よって体の中に入れ込んでも拒否反応がおきないような高度な技術と高品質な素材が必要になり、これにはそれなりのコストがかかります。それゆえ、治療費は高くなりがちです。さらには、優良なインプラントは海外で作られているものが多く、優良なインプラントを手に入れるためには輸送費も多くかかってしまうのが現実です。

 

<カスタマイズされた治療>
インプラントは患者さん一人ひとりの口腔の状態に合わせてカスタマイズされます。これには、精密な診断と計画が必要で、時間とリソースがかかります。

 

<審美性の追求>
インプラントは、見た目が自然で美しいため、審美歯科の一部とされることもあります。よって機能的な必要性ではなく、美的な要望に基づくものであることが多く、結果として保険が適用されにくいです。

 

このように、インプラントは入れ歯やブリッジとは異なる特徴を持った治療法であり、現状では保険適用することが難しいです。ただし、次の章で挙げるような症例では、インプラントに保険が適用される場合もあります。

 

▼保険が適用されるケースと具体例

 

ごくまれにではありますがインプラントには、一部のケースで保険が適用されることがあります。以下、具体例を挙げながら詳しく解説します。

 

事故や疾患による歯の喪失: 交通事故や疾患、特定の口腔の状態により、歯を失った場合、医療保険が適用される可能性があります。ただし、基本的に差し歯などがはずれ、抜歯が必要になった場合や歯周病が悪化し、抜歯する必要になった場合などには基本的に適用されません。しかし、これは状況によりますので、詳しくは各医療機関にお問い合わせください。

 

<顎骨の形成手術>
元々顎の骨が十分にない人に対して行う形成手術も、医療保険の適用があります。こちらも詳細は当クリニックまでお問い合わせください。

 

以下に、インプラントの保険適用の条件として、国が例示している症状を記載します。

 

・腫瘍などの病気によって、顎の骨の1/3以上が連続して欠損した

・第三者行為の事故の外傷などによって、顎の骨の1/3以上が連続して欠損した

・生まれつきの病気で、1/3以上の顎の骨が連続して欠損している

・顎の骨に形成不全がみられる

 

どれも顎の骨に深刻な欠損が見られる症例であり、ケースとしては極めて稀といえます。上記の症状に当てはまるものがある場合は、インプラント治療を保険で受けることができる可能性があるかもしれませんので、医師や歯科医師に相談してみることをおすすめします。

 

▼まとめ

 

今回は、インプラントが自費診療になる理由と保険適用されるケースについて解説しました。インプラントは、高度な技術と精密な作業を必要とするため、原則として自費診療となります。しかし、特定の状況下では医療保険の適用がある場合もあります。そんなインプラント治療に関心のある方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。八尾市久宝寺の谷口歯科クリニック、大阪市京橋の京橋オレンジ歯科クリニックでは、患者様一人ひとりの状況とニーズに合わせて、最適な治療法をご提案します。あなたの健康な笑顔のために、私たちは全力を尽くします。


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