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ブリッジをインプラントに変えるケース


歯を失いブリッジにしたものの、ブリッジを被せた両隣(または片方)の歯がダメージを受けて寿命が縮んだり、被せ物をした歯がむし歯・歯周病になってしまうケースは少なくありません。


ブリッジを被せた歯がむし歯・歯周病になってしまったときはブリッジの被せ物を外して治療を行います。治療後は再度、ブリッジをすることも可能ですが、また、同じようにブリッジが原因で歯がダメージを受け、むし歯・歯周病になることも(いわゆる“堂々巡り”の状態)。


今回は、なぜブリッジが残っている歯のダメージやむし歯・歯周病をひき起こすことがあるのか、および、ブリッジをインプラントに変えるメリットについてご紹介します。


■ブリッジが残っている歯のダメージやむし歯・歯周病をひき起こすことがある理由


以下のような理由により、ブリッジは残っている歯のダメージやむし歯・歯周病をひき起こすことがあります。


理由その① 被せ物を取り付ける際に残っている歯を削る必要がある


ブリッジ治療では失った歯の両隣(または片方)の歯を削り、連結した人工歯を被せます。


被せ物を取り付ける際に人工歯の支えとなる両隣の歯を削る必要があるため、削った歯の寿命が縮みやすいです。


理由その② 被せ物と歯の境目に歯垢・歯石が溜まりやすい


ブリッジは被せ物と歯の境目に歯垢・歯石が溜まりやすいです。境目に溜まった歯垢・歯石はご自身で行う歯みがきでは落とすのが難しく、境目部分の歯垢・歯石が原因で細菌が増殖してむし歯・歯周病が進行してしまうケースが少なくありません。


理由その③ ブリッジの劣化による形状変化が原因で噛み合わせが乱れることがある


ブリッジの平均耐用年数は7~8年程度です。患者様や噛む力の強さにより、左記の年数よりも早くブリッジが寿命を迎える(正常な使用ができなくなる)ケースもあります。


ブリッジが劣化して形状が変化すると人工歯の箇所を中心に全体の歯並びに悪影響を与えてしまい、噛み合わせが乱れることがあります。


噛み合わせが乱れることで歯や顎の骨にアンバランスな負荷・過剰な負荷がかかり、歯根破折が起きたり歯周病(外傷性咬合による非プラーク性歯周疾患)が進行するケースも。


理由その④ 噛む刺激が足りず、顎の骨の吸収が起きて噛み合わせが乱れることがある


ブリッジは失った歯の部分の人工歯に歯根がありません。噛んだときの刺激が足りず、顎の骨の吸収が起きて顎が溶け、噛み合わせが乱れることがあります。


噛み合わせが乱れると、前述と同様の理由により歯根破折や歯周病のリスクが高まります。


■インプラントをおすすめする理由


◎自然の歯に近い噛み心地でしっかり噛むことができ、残っている歯を傷つけません


ブリッジからほかの補綴方法に変える場合は、インプラントがおすすめです。


インプラントのメリット① 安定性が高く、自然の歯に近い噛み心地でしっかり噛める


インプラントは人工歯根を作る治療法です。埋め入れたフィクスチャー(インプラント体)は生体的現象によって顎の骨と強固に結合します。安定性が高く、治療後はご自身の自然の歯に近い噛み心地で硬い物もしっかり噛んで食事を楽しめます。


インプラントのメリット② 残っている歯を傷つけない


インプラントは失った歯の箇所にのみ、フィクスチャーの埋め入れを行います。歯を削る必要がなく、残っている歯を傷つけません。


インプラントのメリット③ 平均耐用年数は10年以上 経年劣化しにくい


インプラントの平均耐用年数は10年以上とされています。


早ければ数年程度で作り替えが必要になるブリッジと比べ、インプラントは耐用年数が長く劣化しにくいです。また、一度埋め入れたインプラントは不具合が起きない限り、作り替える必要はありません。


なお、10年という期間はあくまでも平均の耐用年数です。毎日のセルフケア(歯みがき+歯間清掃)、および、歯科医院で受ける定期メンテナンスの継続により10年以上、インプラントを保ち続けることも不可能ではありません。


インプラントのメリット④ 人工歯根によって噛む刺激が伝わりやすく、顎の骨の吸収を起こしにくい


インプラントは失った歯の顎の骨に人工の歯根を作ります。


埋め入れた人工歯根によって食べ物を噛んだときの刺激が伝わりやすく、顎の骨の吸収を起こしにくいです。


自然の歯の噛む力を100とした場合、ブリッジの噛む力の回復率は60~80%程度です。


人工歯根を作るインプラントは80~90%程度、噛む力を回復できます(※)。


ブリッジからインプラントにすることで顎の吸収を防ぎやすくなると共に、噛む力の回復・向上によって噛み合わせの正常化にもつながります。


(※)患者様や症状によって噛む力の回復率が異なります。

上記以下の回復率になるケースもあります。


【失った歯の治療方法やインプラントに関するご質問・ご不安がある場合はお気軽にご相談ください】


ブリッジは比較的安価に歯を補え、60~80%程度、噛む力を回復できます。ただし、ブリッジは残っている歯を削るため歯の寿命が縮みやすく、ブリッジによる歯へのダメージが原因で歯を失い続けてしまうことも。


失った歯を補う治療を受ける際は、残っている歯の寿命を考えて治療方法を選ぶことが大切です。


自然の歯に近い感覚でしっかり肉・魚・野菜を噛んで食事を楽しみたい方、残っている歯を傷つけたくない方はインプラントをおすすめします。


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