「インビザラインのマウスピース、使い終わった物は捨ててもOK?」
「1つ前のマウスピースは取っておいた方がイイのかな?」
インビザラインを含め、マウスピース矯正では数枚~数十枚のマウスピースを定期的に交換し、歯並びを整えていきます。
定期的に交換する=使用済(使い終わった)のマウスピースが出る、ということ。使い終わったマウスピースはどうすればイイのでしょうか?
今回は、「インビザラインのマウスピース、使い終わったらどうする?」のお話です。
目次
■インビザラインのマウスピース 使い終わったら捨ててもイイ?
◎使い終わったマウスピースは捨ててかまいません ただし 1つ前のマウスピースは取っておきましょう
インビザラインの使用済マウスピースについてですが、使い終わったマウスピースは捨ててかまいません。ただし、1つ前のマウスピースは取っておきましょう。
次の項では、1つ前のマウスピースを取っておく理由をご説明します。
◎マウスピースを保管するときは、洗って乾燥させてからケースの中に入れましょう
マウスピースを保管するときは、流水で洗ってから乾燥させてください。洗わずに保管したり、乾燥する前にケースに入れるとマウスピースに雑菌が繁殖するおそれがあります。
乾燥した後は、ケースの中にマウスピースを入れて保管しましょう。
■1つ前のマウスピースを取っておく理由
◎1つ前のマウスピースを取っておくことで、矯正中のトラブルに対処できる可能性があります
「1つ前のマウスピースを取っておく」と聞き、「何で?」とハテナマークが浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。
インビザラインを含め、マウスピース矯正中、1つ前のマウスピースを取っておくのは理由があります。1つ前のマウスピースを取っておくことで、以下のような、矯正中のトラブルに対処できる可能性があるためです。
1.マウスピースをなくした
マウスピースをなくしたときは、新しいマウスピースが届くまで、取っておいた1つ前のマウスピースをつけましょう。1つ前のマウスピースをつけることで、歯並びの後戻りを軽減できます。
2.マウスピースが変形・破損した
マウスピースが変形・破損したときは、そのマウスピースはつけないでください。
変形・破損したマウスピースはつけず、新しいマウスピースが届くまで、取っておいた1つ前のマウスピースをつけましょう。1つ前のマウスピースをつけることで、歯並びの後戻りを軽減できます。
3.矯正の治療計画どおりに歯が動いていない
インビザラインを含め、歯の矯正は必ずしも治療計画どおりに歯が動くとは限りません。以下のような原因により、インビザラインの矯正では治療計画どおりに歯が動かない場合があります。
[インビザライン矯正で治療計画どおりに歯が動かないケース]
- 1日20~22時間以上、マウスピースを装着していない
- 適切な方法でマウスピースを装着していない
- 氷や飴玉など、硬すぎる物を噛む食生活を行っている
上記のようなことが原因で、矯正の治療計画どおりに歯が動かない場合、歯科医師から、「1つ前のマウスピースをつけてみましょう」と指示されるケースも。
歯科医師が「1つ前のマウスピースをつけてみましょう」と指示するのは、あえて1つ前のマウスピースをつけることで、治療計画の軌道修正を図るためです。
1つ前のマウスピースの装着により、現在の歯並びに適した歯の矯正治療へ軌道修正を図ります。
なお、治療計画の大幅な修正・変更が必要なケースでは、マウスピースを作り直すことも。
【インビザラインや矯正に関するご質問・ご不安がある方はお気軽にご相談ください】
矯正治療をご検討中の方は、何かとご不安も多いかと思います。
インビザラインや矯正に関するご質問・ご不安がある方は、お気軽にご相談ください。相談費は無料です。
ご相談の際は患者様の現在のお悩みやご希望をじっくりとお伺いし、一人ひとりの方に適した「オーダーメイド」の矯正治療をご提案させていただきます。カウンセリング(無料)はWEB/お電話にてご予約可能です。