「出っ歯が気になる…　歯の矯正をした方がイイのかな？」

「すきっ歯なんだけど、特に問題は起きたことがないんだよね…」

出っ歯、受け口、ガタガタ歯、すきっ歯など、歯並びの乱れでお悩みの方は多いです。

お悩みの方も多い歯並びの乱れですが、歯並びの状態によっては、「本当に、矯正をした方がイイのかな？」と迷ってしまうこともあるかもしれません。

歯並びが乱れている方は、必ず、歯の矯正を受けなければならないのでしょうか？歯並びの状態によっては、矯正をせずに済むこともあるのでしょうか？気になりますよね。

そこで今回は、歯の矯正を受けるかどうか迷われている方に向け、「歯の矯正を検討する際の判断基準」について、お話しします。

■歯の矯正が必要とされる歯並びの乱れ

◎食べ物を噛みにくい、発音しにくいなどの支障が生じている場合は、歯の矯正を受けることをおすすめします

歯の矯正を検討する際に、第一の基準とされているのが、「生活面における支障」です。

歯並びの乱れによって以下のような生活面の支障が生じている場合は、歯の矯正を受けることが望ましいです。

［歯並びの乱れによって生じる生活面での支障の例］

• 食べ物を噛み切りにくい・すり潰しにくい

• 発音しにくい

• 歯並びの乱れが原因で、コンプレックスを抱えている

■矯正をしなくてもイイ歯並びはあるの？

◎ごく軽度の歯並びの乱れは、矯正を受けなくても大きな問題が起きにくいことも

上記のように、生活面で支障が生じている場合は、歯の矯正を受けることをおすすめします。

一方、以下のようなごく軽度の歯並びの乱れは、矯正を受けなくても大きな問題が起きにくいことも。

［必ずしも歯の矯正を必要としない場合もある、ごく軽度の歯並びの乱れ］

• 上顎の前歯の前方への突き出し（傾き）が小さい、ごく軽度の出っ歯

• 歯と歯のすき間があまり大きく開いていない、ごく軽度のすきっ歯

• 歯の位置の異常があまり大きくない＆歯の重なりが深くない、ごく軽度のガタガタ歯

■歯並び、噛み合わせが持つ意味の違い

◎歯並びが乱れている方は噛み合わせも乱れているケースが多いです

歯科医療では、歯並びの乱れを「不正咬合（ふせいこうごう）」と呼びます。

不正（正常ではない）な咬合（こうごう＝噛み合わせ）という言葉が示すように、歯並びが乱れている方は噛み合わせも乱れているケースが多いです。

［歯並び、噛み合わせが持つ意味の違い］

• 歯並び：歯の見た目のみを指す言葉（歯の機能面の意味は含まない）

• 噛み合わせ：噛む、発音するなど、歯の機能面を指す言葉（歯の見た目の意味は含まない）

■歯並びの見た目が良ければ、歯の矯正は受けなくてもOK？

◎一見すると歯並びは良く見えても、噛み合わせが乱れている場合があります

不正咬合の方（噛み合わせが乱れている方）の中には、以下のように“一見すると歯並びは良く見える（歯並びが悪く見えない）”ケースも。

［“一見すると歯並びは良く見える”こともある不正咬合の例］

• 開咬（かいこう：上下の前歯を閉じられず、奥歯に負担がかかっている歯並びの乱れ）で口を開けているとき

• 前歯全体が均一に近い形で前方に傾いている出っ歯（上顎前突）or口ゴボ（上下顎前突）を正面から見た場合

• 切端咬合（せったんこうごう：上下の前歯の先端（切端）同士がカチカチと当たってしまう歯並びの乱れ）を正面から見た場合

上記のように、一見すると歯並びは良く見えても、噛み合わせは乱れている場合があります。

噛み合わせが乱れている場合があるため、

「歯並びは悪く見えないから、歯の矯正は必要ないかな」

と歯の見た目だけで自己判断するのはあまり良くありません。自己判断で歯科医院の診療を受けず、歯並びの乱れを放置すると、食事や発音などに支障が生じる可能性も。

【矯正の無料相談を受付中です】

「どこで矯正治療を受ければ良いんだろう」

「自分の歯並びの乱れがインビザラインで治せるかを知りたい」

など、矯正の治療院選びや歯並びの乱れでお困りの方は、大阪市都島区の京橋オレンジ歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。相談費は無料です。

ご相談の際は、現在のお悩みやご希望の矯正方法をじっくりとお伺いします。お話をお伺いした上で、それぞれの方に適した治療方法をご提案させていただきます。

カウンセリング（無料）はWEB、または、お電話にてご予約可能です。