皆様はTVやネット、雑誌などで『Eライン』という言葉を目に・耳にしたことはありますでしょうか?
Eラインとはエステティックラインの略です。Eラインは主に美容整形や歯科治療の分野で用いられる言葉であり、Eラインの基準をクリアしているお顔立ちがキレイな横顔とされています。
今回は、「キレイな横顔の基準である『Eライン』とは」「Eラインを作るための方法」についてご紹介します。
目次
■Eラインとは
◎鼻先と顎の先端を結んだ一直線のライン
Eラインとは、鼻先と顎の先端を結んだ一直線のラインです。
Eライン上、または、Eラインより少し内側に唇があるお顔立ちがキレイな横顔の基準とされています。
■Eラインを作るための方法
◎鼻の高さ、顎の位置、唇の位置など、Eラインになるためにはさまざまな要素が関係します
Eラインの基準をクリアし、キレイな横顔になるためには、以下のようなさまざまなお顔のパーツの要素が関係します。
・鼻の高さ
・顎の位置
・唇の位置
上記のお顔のパーツの位置を動かしたりパーツそのものの形を変えるには、原則として、整形手術が必要です。
◎歯科矯正(マウスピース矯正(インビザライン)orワイヤー矯正)でEラインの横顔に近づけられる可能性も
生まれ持ったお顔立ちでEラインをクリアできない場合は、整形手術によりお顔のパーツそのものの形を変えるアプローチ方法が一般的です。ただし、お顔立ち(特に横顔)を改善するために顎の位置を少し動かすのみで済みそうな場合は、整形手術をせず、以下の歯科矯正でEラインの横顔に近づけられる可能性があります。
・マウスピース矯正(インビザライン)
・ワイヤー矯正
■なぜ、整形手術をせずに、歯科矯正でEラインの横顔に近づけられる可能性があるの?
◎歯科矯正で噛み合わせを正常化することで本来あるべき位置に顎が収まり、Eラインの横顔に近づけられるケースがあります
以下のメカニズムにより、歯科矯正を行うことでEラインの横顔に近づけられる可能性があります。
①歯科矯正で歯並びを整えると共に、噛み合わせを正常化する
②噛み合わせが正常化することで、本来あるべき位置に顎が収まる
③本来あるべき位置に顎が収まる(適切な位置まで、顎が後ろに引っ込むor顎が前に出る)ことで、Eラインの基準をクリアした横顔に近づけられる
◎歯科矯正で動かせる顎の位置は数mm程度
歯科矯正で顎の位置を正常化することで、Eラインの横顔に近づけられる可能性があります。ただし、歯科矯正で動かせる顎の位置は最大でも数mm程度です。1cm以上、顎を動かす必要がある場合は、歯科矯正のみではEラインへのアプローチが難しくなります。
◎鼻が低かったり、顎の骨格そのものの形に異常がある場合は、歯科矯正のみでのEラインへのアプローチは難しいです
前の項でお伝えしたとおり、Eラインはさまざまなお顔のパーツの要素が関係します。鼻が低かったり、顎の骨格そのものの形に異常がある場合は、歯科矯正のみでのEラインへのアプローチは難しいです。鼻や顎、そのものの形を変えるには美容整形が必要になります。
美容整形のほか、顎変形症など、顎の骨格に異常がある場合は、口腔外科または形成外科にて外科的な矯正(顎の骨切り手術など)が必要になるケースも。
■インビザラインでEラインの横顔へアプローチ
◎目立ちにくい透明なマウスピースで噛み合わせの正常化、および、顎の位置の改善にアプローチします
お顔立ち(特に横顔)を改善するために、顎の位置を数mm程度動かすのみで済みそうな場合は、マウスピース矯正(インビザライン)orワイヤー矯正による歯科矯正でEラインの横顔へアプローチできる可能性があります。
歯科矯正のみで実現できる可能性がある、キレイな横顔『Eライン』へのアプローチ。しかし、歯科矯正を行う場合、ワイヤー矯正には「目立つ」「矯正中の強い痛み(※)」というデメリットも。
(※)矯正中の痛みの感じ方は個人差があります。
できるだけ目立たず、矯正中の痛みも減らしながらEラインの横顔にアプローチしたい方は、マウスピース矯正の「インビザライン」がオススメです。
インビザライン矯正とは、目立ちにくい透明なマウスピースで歯並びを整える、痛みの少ない矯正方法です(※)。目立ちにくさ、痛みの少なさに加え、インビザライン矯正には「マウスピースをいつでも自由に取り外すことができ、いつもどおりのお食事・歯みがきを行える」というメリットもあります。
(※)矯正中の痛みの感じ方は個人差があります。
矯正中に感じる患者様の精神的・肉体的負担を減らしながら、噛み合わせの正常化、および、顎の位置の改善にアプローチできる点がインビザライン矯正のメリットです。
■インビザラインでEラインの横顔に近づけられる可能性がある歯並びの乱れ・顎の症状は?
インビザラインで歯科矯正を行い、Eラインの横顔に近づけられる可能性がある歯並びの乱れ・顎の症状は以下になります。ご自身のお口の状態が以下の条件に合っているか、チェックしてみましょう。
①軽度~中程度の歯並びの乱れ
軽度~中程度の出っ歯、ガタガタ歯、すきっ歯など、軽度~中程度の歯並びの乱れがある場合は、インビザライン矯正で顎の位置を数mm程度動かすことで、Eラインの横顔に近づけられる可能性があります。
②顎の骨格に異常がない
顎の骨格異常が原因ではない軽度~中程度の出っ歯、ガタガタ歯、すきっ歯はインビザラインで歯科矯正を行い、顎の位置を正常化することでEラインの横顔に近づけられる可能性があります。
なお、受け口は軽度~中程度であっても、顎の骨格異常が原因のケースが多いです。受け口を含め、顎の骨格異常が原因の歯並びを治すためには、外科的矯正(顎の骨切り手術など)が必要になることも。
③鼻に高さがある
ある程度、鼻に高さがある方はインビザラインで歯科矯正を行い、顎の位置を正常化することでEラインの横顔に近づけられる可能性があります。
なお、生まれつき鼻が低い方は、歯科矯正で顎の位置を正常化しても鼻の低さによってEラインの基準をクリアできないことも。鼻の高さを変えるには、美容整形が必要になります。
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インビザラインは、いつでも患者様がご自身で自由にマウスピースを取り外せる点が特長です。インビザラインの矯正中はマウスピースを取り外し、いつもどおりの食事を楽しめます。歯もしっかり磨けます。
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