歯並びは大切、噛み合わせは?|マウスピース矯正(インビザライン)|京橋オレンジ歯科クリニック

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歯並びは大切、噛み合わせは?


「矯正治療は歯並びを整えます」

「じゃあ、噛み合わせはどうなるの?」


歯並びと噛み合わせは似ているようですが、それぞれに意味が異なります。


歯科矯正では歯並びを整えるとともに、噛み合わせも考慮して治療を行うことが大切です。


今回は「噛み合わせの重要性」についてお話しします。


歯並び、噛み合わせとは


◎歯並びは「歯の外観(見た目)」、噛み合わせは「歯の機能面(噛む、すりつぶす)」

歯並び、噛み合わせはそれぞれに意味が異なります。


歯並びは歯の外観、見た目を指す言葉です。噛む、すりつぶすなどの機能面の意味は含みません。


噛み合わせは噛む、すりつぶすなど、歯の機能面を指す言葉です。見た目の意味は含みません。


噛み合わせの重要性


歯の「噛む」機能に大きく関係する噛み合わせ。噛み合わせを考慮して行う歯科矯正にはたくさんのメリットがあります。


①しっかり噛めるようになる


歯並びとともに噛み合わせも考慮して治療を行うことで歯の噛む機能が改善され、しっかり噛めるようになります。


食べ物をしっかり噛むことで咀嚼が進み、栄養吸収の効率が上がって全身の健康が向上する効果も期待できます。


②歯の後戻りを防ぎやすくなる


矯正後、歯並びが元の位置に戻ってしまうことを後戻り(あともどり)と呼びます。


矯正後に後戻りが起きてしまう原因は主に3つです。


・保定装置(リテーナー)の装着が不十分

・口呼吸や舌癖(ぜつへき)、頬杖、うつぶせ寝などの悪い癖がある

・噛み合わせが乱れたままで矯正が終わっている


噛み合わせが乱れたままで矯正が終わり、しっかり正しく噛めない(噛まない)状態が続くと歯並びが安定せず、後戻りしやすくなります。


後戻りを防ぐには、矯正後に正しく噛めるよう、噛み合わせを考慮した治療を行うことが重要です。併せて、保定期間中はきちんとリテーナーを装着するとともに、口呼吸などの悪い癖を改善することで歯の後戻りを防ぎやすくなります。


③咬合性外傷や歯周病を防ぎやすくなる


咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)とは、噛み合わせの乱れが原因で起きる歯や歯周組織(歯を支える歯槽骨、歯ぐきなど)の損傷を指します。


噛み合わせが乱れていると過剰な負担が歯にかかり、歯がひび割れることがあります。歯に負担がかかることで歯槽骨が吸収し(吸収=骨が溶けること)、歯周病の症状が悪化することもあります。


矯正では、噛み合わせを考慮して治療を行うことで正しく噛めるようになり、咬合性外傷および咬合性外傷が原因の歯周病を防ぎやすくなります。


④顎関節症の症状をやわらげる効果を期待できる


顎関節症とは、口を開けづらくなったり、顎関節に痛みがでる病気です。


顎関節症は主に以下のような原因によってひきおこされます。


・噛み合わせの乱れ

・噛む力が強すぎる

・合わない詰め物、かぶせ物

・合わないブリッジ、入れ歯、インプラント

・歯ぎしり、食いしばり

・生まれつきの歯並びの異常(先天性の無歯症など)

・顎の骨格の異常

・精神的なストレス


顎関節症をひきおこす大きな原因の一つである噛み合わせの乱れを矯正治療で正常化することで、顎関節症の症状をやわらげる効果を期待できます(※)。


(※)さまざまな原因が関係するため、顎関節症を治すには歯科矯正以外の治療

(お口の筋肉トレーニングやマウスピースの着用、ボトックス注入、

精神療法など)が必要になることがあります。


美しさと機能面を考慮して矯正治療を行います


谷口歯科クリニック・京橋オレンジ歯科クリニックでは、歯並びの美しさと噛み合わせの機能面、両方を考慮した歯科矯正を行っています。


歯並びを整えて美しい見た目を目指すとともに、噛み合わせを考慮して矯正を行うことでしっかり噛めるようになり、後戻りを防ぎやすくなります。


当院は透明で目立ちにくいマウスピース矯正「インビザライン」をはじめ、ワイヤー矯正もご用意しています。ご希望の方は白いワイヤーとクリアブラケットを使った目立ちにくいワイヤー矯正もご選択可能です。


歯並びや噛み合わせ、歯の見た目でお困りの方はお気軽にご相談ください。相談費は無料です。ご予約はお電話/WEBにてうけたまわっております。

医療法人 善心会
歯科医師